まちネタ

くまもとわくわくレンタサイクル体験記♪

人と街をつなぐコミュニケーションツール。金沢レンタサイクルまちのり。

わたくしmk、現在、所用で九州に来ております。昨日は、熊本市内にある電動アシスト付コミュニティサイクル「くまもとわくわくレンタサイクル」を、後輩N君と一緒に体験してみましたので、その模様をお届けしますね。

熊本駅周辺では、在来線高架化の工事が進む中、一足先に周辺地域の再開発が概ね完了しています。

▼上空から熊本駅をのぞむ。しゃもじのような屋根は、JR熊本駅から路面電車までの動線上にかかっています。

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スタートは、熊本駅前のホテルニューオータニ。この「くまもとわくわくレンタサイクル」は、ホテルやまちなか駐輪場(有人)など11箇所のポートで貸出・返却に対応しており、料金体系は会員300円/日、非会員500円/日となっています。ニューオータニのフロントで使い方を尋ねると、別の窓口へ案内してもらい、所定の様式に必要事項を記入して利用者登録を行います。免許証等の提示が必要です。

そして登録が完了すると、市内主要観光施設の入場料割引券がもらえるのです。素晴らしい連携ですね!

▼ホテルニューオータニ前には自転車が3台。いずれも電動アシスト。

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▼ホテルの方より使い方の説明を受けます。

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▼こちらが割引券。

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いざ、熊本市街へ向かいます。熊本駅からは約2キロほど離れていますが、自転車であればあっという間。まちなかの駐輪場等にもポートが準備されていますので、とめるところも安心です。そして、利用時は当然のごとく「車道の左側端」を通行。

▼自転車のルールをしっかり守って通行!

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途中、「唐人町通り」という歴史的建造物が残るストリートに到着。

中でも、築100年の町家ギャラリー「器季家」(ki・ki・ya)というクラフト系のお店&カフェは、昔は手ぬぐいなどの染物店であったことから、耐火構造の立派な町家であり、建物の両側には煉瓦の壁が立ち上がっています。

この器季家さんをはじめ、唐人町通りには歴史的な町家が複数残っており、それらを活かしたリノベーション等によるまちづくり活動の機運が高まっているとのこと。金沢より応援したいと思います。

▼築100年の町家ギャラリー「器季家」(ki・ki・ya)

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▼店頭のせいろは「いきなり団子」。美味でした♪店員さんも気さくで美しく、いろんなお話を聞かせていただきました。感謝です!

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▼その他の主な建物たち。

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ふたたび自転車に乗って、熊本城や上町・下町のアーケード街などがある中心部へ。

ところで熊本市では、放置自転車の取締りがすごく厳しく、中心部のエリアが面的に「放置禁止区域」に指定されています。一方、2012年6月に駐輪場の有料化を行ったことから、有料駐輪場が複数個所に整備されており、とても多くのユーザーに使われています。駐輪対策の先進的な例かと思います。

▼ふたたび自転車で移動。

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▼中心部の有料駐輪場。公設民営のスタンス。

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▼わくわくレンタサイクルのポートもあります♪

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▼このほか、熊本電鉄の「藤崎宮前駅」には、なんと、駅の改札口の内側(ホーム側)に自転車が!熊本駅等との間の移動も便利ですね。

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▼以下、短時間で巡った熊本城周辺の様子。

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▼帰りは白川沿いの自転車通行空間を通ってニューオータニへ

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複数拠点で貸出・返却できる仕組みとしていますが、料金体系が1日の値段であり、滞在時間も短かったことから、特に乗り継ぐことなくニューオータニへ帰着しました。市街の移動にはとても便利ですが、自転車を短時間でシェアするための料金体系という視点も大事ですね。

有人対応や無人対応、ラック式、ラックレス式など、各都市で様々なサービス形態が出てきていますが、国内のコミュニティサイクル(バイクシェアリング)の普及・発展に向けて、これからも各都市のサービス体験し、ご紹介していければと思います。

こうご期待!それでは。