まちネタ

仙台「DATEBIKE」体験記☆(後編)

人と街をつなぐコミュニケーションツール。

金沢レンタサイクルまちのり。

 

本日は、12/11に前編をお届けした「ダテバイク」体験記の後編でございます。

仙台での滞在時間は実質半日程度でしたが、ダテバイクのおかげで市中心部を広範囲に巡ることができました。

ということで、仙台まち巡りルポを写真をもとにお届けしますね♪

 

視察前夜に金沢から仙台へ移動。メンバーはino隊長、kiku副隊長、そしてわたくしmk。

遅めの晩御飯となりましたが、3人とも空腹を我慢して間食せず、目指すはやはり「牛タン焼き」の専門店!

宿泊ホテルの方に「近くでおいしいところは??」と尋ねたところ、「利久」さんを御紹介いただきました。

▼こちらが「利久」中央通り店。

https://r.gnavi.co.jp/t121608/

 

メニューをみると、すべてがおいしそうで、なかなか決められない3人。結局、オーソドックスに「牛タン1.5人前定食」をオーダー。さらに、「牛タンシチュー」も追加。

▼「牛タン1.5人前定食」&「牛タンシチュー」なり☆

▼肉厚ジューシーな牛タン焼きをアップでどうぞ!これ見ながらご飯たべれそう(笑)。

 

味は・・・言葉で説明できないほどの絶品!

さすがは牛タン専門店。恐れ入りました。これで視察前のエネルギーチャージ完了!

夜のアーケード街も素敵なライトアップが施され、「ええ街やなぁ」とため息。

明日から頑張るぞ!と3人でモチベーションを高め、この日は終了・・・。

▼仙台中心部は立派なアーケード街となっています。

 

そして翌日。前編でご紹介した仙台駅前の「AER(アエル)ポート」よりダテバイクをレンタルし、いざまち巡りへ。

電動アシスト自転車は、漕ぎ始めがすごく快適で、軽く後ろから押してもらっているような感覚になります。「まちのりハイブリッド」をご利用いただいた方は、よく御存じかと思います。

▼AERポートから、いざ出陣!

 

まずは、伊達政宗像を拝見するために、「青葉山公園」へ。

途中、イチョウ並木が整備されており、さすがは「杜の都」と思わせる素晴らしい沿道景観を眺めつつ、スイスイと移動。案内サインも深緑色の落ち着いたデザインで、個人的にも好きな都市景観が形成されています。歩道は広く、真ん中に白線が引かれ、歩行者と自転車の視覚的分離が行われています。

▼立派なイチョウ並木。案内サインも素敵ですね☆

 

走ること約15分。途中、戦災復興記念館前のポートを確認し、青葉山公園に到着しました。小高い山の上に伊達政宗像があるとのこと。ここはひとつ、電動アシストのパワーを信じて自転車でGO!

「青葉山公園」に到着

▼立派な櫓を横目に、電動アシスト自転車で快適ポタリング♪

▼電動アシストなので、坂道もスイスイ~♪

▼仙台城本丸跡に到着。仙台市内を一望。気持ち良し!

▼振り返ると、そこには「伊達政宗像」が!でかくてカッコ良し!

▼城下を見下ろす政宗公。ナイスアングル!

 

政宗公とのコミュニケーションのあとは、「せんだいメディアテーク」へ。

今年、建築界のノーベル賞と称される「ブリツカー賞」を受賞された建築家・伊東豊雄さんの代表的な作品。

ちなみに、前年の「ブリツカー賞」受賞者は、まちのり広坂ポートのある「金沢21世紀美術館」を設計した妹島和世&西沢立衛のSANAA(サナア)。何かご縁を感じますね。

短時間でしたが、伊東さんの建築の世界を堪能してまいりました。許可を得て館内を少し写真撮影させていただきましたので、ご覧くださいね♪

▼定禅寺通り沿いに佇む「せんだいメディアテーク」、通称smt。ガラスのファサードと透けてみえる内部構造が軽快感を演出。素敵やなぁ。

▼ダテバイク&smt☆

▼1階インフォメーション付近。エレベーターホールを魅せる工夫。素敵っす!

▼1階のオープンスクエア。300席を確保できるイベント広場。

▼2階のライブラリー。明るく開放的で居心地の良い場所。

▼3~4階の仙台市民図書館。こんな素敵な図書館なら毎日来たいですね♪

 

名残惜しく、せんだいメディアテークを離れ、最後に「Kスタ」へ。Kスタは、今年、プロ野球日本一となった楽天ゴールデンイーグルスのホームスタジアム。ここにも、ダテバイクのポートがあるのです。

仙台駅東口から幹線道路をひたすら直進。途中、自転車道も整備されており、気持ち良くサイクリングを楽しむことができます。

▼歩道と車道の間に、自転車道が整備されています。

▼あわせて駐輪場も整備。利便性が高いですねぇ。

▼案内サインもシンプル。しかも楽天カラー!!

▼沿道の風景を楽しみながら走ること約20分。「Kスタ」に到着!マー君が大活躍でしたね☆

▼スタジアムのすぐ横にダテバイクのポートがあります。ラック不要なので、このエリアであればどこでも返却可能。自転車の集中を考慮した工夫、さすがですね。

 

Kスタをあとに、仙台駅へ。

途中、「自転車安全利用指導員」と書かれたジャンパーを着た方々が交差点に出現!自転車をきちんと自転車横断帯に誘導。

自転車のルールやマナーの意識啓発にも力を入れているようです。仙台市おそるべし!

▼自転車安全利用指導員さんのカッコイイ後ろ姿。おつかれさまです!

▼ダテバイクもちゃんと横断帯を通行。

▼無事に「仙台駅東口ポート」に到着。ここで返却なり。

▼利用時間をみると59分!追加料金がかかる前にあわてて返却処理完了(笑)。鍵をかけて終了ボタンを押すだけなので簡単!

 

以上、「ダテバイク」による仙台まち巡りルポでございました。長編ブログを最後までお読みいただいたみなさま、ありがとうございます。

今回、あらためてコミュニティサイクルの便利さを実感しました。通常のレンタサイクルであれば、借りた場所に返す必要がありますが、コミュニティサイクルは複数のポートで返却できるので、今回のように、駅西側で借りて駅東側に返し、電車に乗り込むということが可能となります。このサービスが、都市のポテンシャルアップの手段として広く認識されることを願っています。ダテバイク関係者の皆様をはじめ、全国のコミュニティサイクル関係者の皆様、ともに頑張りましょう!

このあと、仙台から川越へ移動。ということで、次回は川越編をお届けしますね!

それではまた。