自転車の目線で金沢(和傘)を観てみよう VOL.2
12月13日 皆様、正月を迎える準備を始めましたでしょうか。
まちのり事務局では、データ入力・整理、自転車、施設の点検・整備やイベントなど来春の準備で大忙しです。
▼黙々とデータ入力・整理(12月10日のmizuとino)
今日、昨日と多くの皆様にまちのりをご利用していただきました。(事務局には、多くの外国人の方に来ていただきました)
昨日の金沢は、めったにない小春日和となりました。思わず外に出て兼六園周辺の文化ゾーンを散策しましたので、その時撮影した写真をお届けいたします。
▼兼六園のカキツバタが15輪、開花していました(通常は5月頃開花)
▼兼六園すぐ近くにある石川県立能楽堂の会場周辺(加賀宝生×京金剛~夢の競演)
▼石川県立美術館で開催中の日本画展を堪能しました。(再興第100回院展金沢展23日まで開催)
▼石浦神社横の百万石通りをまちのりで下ります。
本題の和傘に戻ります。今回は、「金沢和傘」を制作する松田和傘店をご紹介いたします。
「金沢和傘」は、藩政時代から盛んに作られた伝統工芸品、雨や雪の多い金沢で独自の発展を遂げてきたそうです。今では松田和傘店さん1軒だけがその伝統を引き継いでいます。
12月2日、にし茶屋ポートからまちのり自転車を走らせ、犀川大橋下流の左岸で石野病院の隣にある松田和傘店に到着、玄関先に自転車を止めて恐る恐る扉を開けます。
▼まちのり君と信楽焼タヌキ君がご対面
二人の職人さんが黙々と和傘を制作中、工房内には所狭しと色とりどりの和傘があります。そこで、店内をぐるりと見渡した後息子さんと目が合い、無理を言って少しだけ話を聞かせて頂きました。本当にありがとうございます。
貴重なお話を聞いた後、多くの工程を一人で手作りする伝統工芸である「金沢和傘」が欲しくなり置物用の小さな和傘を購入させて頂きました。
▼蛇の目傘(置物用で半径約17cm)
この貴重な伝統工芸の作業風景を写真に残したく撮影をお願いしましたが「お客様から注文を受けて制作することが多く、写真はお客様やお店の名前が記載されているのでご遠慮して頂いています」とのお言葉を頂きました。
それではと言うことで玄関からの写真撮影の許可を頂きました。
▼玄関から撮影(息子さんの作業風景がガラス越しに見えます)
金沢には、丈夫な和傘が多くありますが、雨や雪の日の傘さし運転は禁止です。カッパなどを着て暖かくして風邪をひかないよう自転車にお乗りください。
今日もご利用ありがとうございます!