「第1回 金沢サイクリングツアーin直江谷」体験レポート♪
金沢のまちが、もっと好きになる。
金沢レンタサイクルまちのり。
昨日10月1日(土)、記念すべき初の試みとなる「 金沢サイクリングツアー in 直江谷」が開催されました。参加者はスタッフを含めて11名。うち電動アシスト自転車「まちのりハイブリッド」利用者は7名となりました。
最近、天候が不安定な日が続いており、天気予報でもずっと雨予報。ツアー当日も雨が心配されましたが、ふたを開けてみればなんと快晴!これはまさに、ツアーにご参加いただいた皆様の日頃の行いですね♪心より感謝申し上げます。
とにかく最高に良い天気の中、最高に気持ち良く素晴らしいツアーとなりました。今回のブログでは、その模様を写真でお届けしますね♪
少し長くなりますが、ぜひ最後までご覧ください!
▼朝9時にまちのり事務局へ集合。ツアーは地球の友・金沢とまちのり事務局の共同開催。まずは、地球の友・金沢の代表であり、北陸大学名誉教授の三国千秋先生よりご挨拶をいただき、集合写真を撮っていざ出発!
▼駅前ふらっと通りを彦三方面へ。一部区間には自転車走行指導帯が整備されているので走りやすいです♪もちろん車道左側通行。
▼最初のチェックポイントは旧北国街道入口。ここで三国成子さんよりこの界隈の歴史についてご説明いただきました。前田藩政期に参勤交代のルートとして利用された道。多い時には500人ほどの大行列さったそうです。
▼旧北国街道沿いの町並みを眺めながらサイクリング。ポツポツと金澤町家があり、当時の風情が感じられます。
▼写真左奥の松の木は「大樋松門」。城下町の北の入口として、当時は木戸が設けられ、前田藩のお役人も常駐していたとのこと。
▼大樋松門の近くには、金沢市指定保存建造物である「坂戸米穀店」。江戸時代後期の建物とのこと。当時の町並みの面影を今に伝える貴重な建物です。
▼こちらも大樋松門のすぐ近くにある「やちや酒造」の建物。清酒「加賀鶴」が有名で、前田公御用達だった老舗です。
▼クルマの少ない細街路を進みます。安全&快適です♪
▼小坂小学校裏の野間神社。少し立ち寄った程度ですが、ここも知られざるパワースポットしての雰囲気があります。
▼しばらく旧北国街道を走り、途中から国道359号を通行。片側1車線の幹線道路ということもあり、隊列が乱れることのないよう気を付けながら進みます。
▼休憩スポットの森本駅に到着。ここでトイレや水分補給を済ませ、一息つきます。皆さん健脚なので、特に疲れた様子もなく談笑♪
▼森本駅からは一路、直江谷へ。国道359号から国道304号を一目散に駆け抜けました。緩やかなアップダウンがありますが、青空のもと、最高に気持ちの良い風を感じながら快走♪
▼出発から約1時間強で直江谷入口に到着。この交差点を右折して二俣方面に向かい、まずは「宝乗寺」を目指します。
▼宝乗寺は少し小高い丘の上にあるのですが、皆さん問題なく登り坂を走破して無事に宝乗寺に到着。
▼宝乗寺本堂内陣。今から800年以上前に加賀国において最初に建立された寺院だそうです。もともとは真言宗の寺院でしたが、日蓮宗・日像上人が布教活動の折に問答で勝り、改宗させたとのこと。
▼宮司さんより、宝乗寺の由来や謂れなど、貴重なお話をいただきました。とってもお話が上手で、ツアー参加者の皆さんも爆笑!お茶やお菓子でのおもてなしもいただきました。ありがとうございました♪
▼市文化財の梵鐘。
▼本堂の横から階段を上がり、七面堂へ。
▼荘厳な社叢林に囲まれた七面堂。とても神秘的な場所であり、ツアーのハイライトのひとつです。
▼七面堂でも宮司さんの解説付き。とにかく歴史上貴重なものが残されており、文面では書ききれません。みんなで記念撮影!
▼正式名称は「妙珍山宝乗寺」ということで、山の上にあります。ここからの風景は最高の一言。ツアーを象徴する写真が撮れました♪
▼充実の時間を過ごした宝乗寺を出発。「どんぐりとガラスの里まつり」が開催されているガラス工房に向けてペダルをこぎます。
▼途中、山中の道を通行。アップダウンはありますが、電動アシスト自転車であればまったく問題なし♪木々に囲まれ、少しひんやりとした空気が気持ち良く感じられました。
▼ガラス工房に到着。この日のために、なんと地元の方々が手造りの木製自転車ラックを用意してくださいました!感謝感激です!!
▼到着後間もなく、ステージ上に三国千秋先生がご登壇。今回のツアーの趣旨や経緯についてご説明いただきました。そして、ツアー参加者としてご同行いただいた国土交通省金沢河川国道事務所の富山(とみやま)事務所長からも一言ご挨拶をいただきました。拍手喝采!大歓迎を受け、とても感激しました。
▼なんとそこに、山野金沢市長もご来場!富山所長、三国成子さんとのスリーショット。今回のツアーは金沢市が毎年実施している協働まちづくりチャレンジ事業の一環。いつもご支援いただきありがとうございます。
▼しいたけ釣りの様子。フードコーナーあり、ライブあり、工芸品の販売あり、とても充実したお祭りです。子どもからお年寄りまで幅広い年代の方々が楽しんでおられました。個人的にお目当てだった百万石しいたけはすでに売り切れ。。。さすがの人気です。
▼めった汁の販売ブース。ランチはここで。とっても美味しかったです!
▼ガラス工房の中では展示販売や体験イベントが行われていました。この工房で活動されているガラス作家さんとの触れ合いも醍醐味の一つですね。
▼つきたて餅の販売も。地元のお母さん方の愛情たっぷりで最高に美味でした♪
▼滞在時間は1時間。名残惜しかったですが次なる目的地へ出発。このとき、会場には「金沢からのサイクリングツアー御一行様が出発されます。ご来場いただきありがとうございました。この先もお気を付けて!」というアナウンスが流れ、拍手でお見送りいただきました。地元の皆様の温かさに胸が熱くなりました。ありがとうございました!
▼次の目的地は「デリケートトゥール」。直江谷の風景に溶け込むヨーロッパ風の建物。ヨーロピアンカントリーハウスの設計・施工を営む工務店です。
▼見どころはこの素晴らしい里山の風景!絶景です!
▼社長の出戸さんと談笑する三国千秋先生。この直江谷(不室町)の風景に惚れ込んで、この地に根ざしたとのこと。素敵ですね♪
▼お茶でのおもてなしをいただき、最高の眺望を前に話も弾みます♪
▼恒例となった集合写真。ツアーの思い出に。
▼デリケートトゥールを出発。ここでもお見送りをしていただきました。ありがとうございました!次は「アルベロ」へ。
▼「アルベロ」までは気持ち良い下り坂。快適です~♪
▼「アルベロ」に到着。入店までの間に薪割り談義。実は三国ご夫妻のご自宅の薪ストーブの薪は、この直江谷の里山のものだそうです。ここで薪割り体験というメニューがあっても良いですね。
▼ゆったりとした居心地の良い店内でドリンクタイム。ツアーの感想など貴重なご意見もいただきました。「ピザを食べたかった!」というご意見も。10月22日の2回目のツアーはここで昼食予定なのでお楽しみに!
▼アルベロ前にて。少しずつ表情も柔らかくなってきました(笑)。
▼最後の目的地、納年町の高台へ。
▼最後の最後に心臓破りの坂!少しキツイ部分もツアーの良い思い出となります(笑)。
▼かなり柔らかくなりました(笑)。
▼これにて直江谷のサイクリングは終了。まちのり事務局へ戻ります。
▼帰りは少しルートを変えて、東金沢駅前の自転車専用通行帯(自転車レーン)を通って帰りました。
▼無事、まちのり事務局へ到着。
▼皆さんお疲れ様でした♪ありがとうございました!
初開催にして、とても素晴らしいツアー体験をさせていただきました。
地元の方々にとっては当たり前の風景や食などの文化がすべて宝物であり、その宝探しのツールとして、自転車は最適であることを改めて実感することができました。
最後にご回答いただいたアンケートでは、「良かった!」とのお言葉と同時に、改善すべき点について大変貴重なご意見をいただきました。
初の試みということで、不慣れで至らぬ点も多々あったことと思いますが、今回ご参加いただいた皆様からのご意見を踏まえ、次回のツアーがより良いものとなるよう努めてまいります。
なお、重ねてのご案内となりますが、次回は10月22日(土)です。
すでに多くの方々からお申込みいただいておりますが、本日時点であと5名の空きがあります。残念ながら電動アシスト自転車8台の予約は埋まっておりますので、ご自身の自転車でご参加いただけると幸いです。お申込みはWEBサイトからお願い致します。
▼申込みフォーム:https://biketour-kanazawa.jp/entryformj/
それではまた。